東京五輪2020

フェンシング

概要

 五輪では1896年アテネでの第1回大会からずっと実施されている伝統の競技。特に欧州で盛んだが、アジア勢や米国が台頭してきている。2020年東京大会では男女フルーレ、エペ、サーブルの個人、団体が実施され、前回より2種目増えて計12種目となった。
フェンシング

種別

  • 男子フルーレ個人
  • 男子エペ個人
  • 男子サーブル個人
  • 男子サーブル団体
  • 男子フルーレ団体
  • 男子エペ団体
  • 女子フルーレ個人
  • 女子エペ個人
  • 女子サーブル個人
  • 女子サーブル団体
  • 女子フルーレ団体
  • 女子エペ団体

見どころ

主な見どころ

 過去の五輪で日本がメダルを獲得したことがある男子フルーレ、近年の国際大会で好結果を残している男子エペ、女子フルーレで団体メダルの期待が特に高い。個人では男子フルーレで17年世界選手権銀の西藤俊哉、銅の敷根崇裕、松山恭助ら、男子エペでワールドカップ優勝経験のある見延和靖、加納虹輝、女子フルーレでW杯2位の実績がある東晟良らがメダルを狙える位置にいる。江村美咲を軸とする女子サーブルも近年力をつけており、男子フルーレに偏っていた以前より幅広い種目で好結果を望める。

競技方式

①フルーレは左右の腕、頭部を除いた上半身部分への突き。エペは足の裏も含む全身への突き。サーブルは両腕、頭部を含む上半身に対し、剣身による切りと剣先による突きの両方が有効

②個人、団体ともトーナメント方式。個人戦出場者は各種目約34人。団体戦は各種目8チームまたは9チームが出場。8人分の開催国枠を与えられている日本がどう使うかで出場者(チーム)数が変動

③個人は1ピリオド3分の3ピリオド制。どちらかが15本(点)を先取した時点で終了。3ピリオド終了時に両者とも15本を取れない場合は、得点の多い方が勝ち。同点の場合は1分間の延長戦を行い、先に取った方が勝者。ただし、あらかじめ抽選でどちらかに優先権を決めておき、両者とも取れなかった場合は優先権のある方が勝者となる

④団体は1チーム3人で、1試合3分の総当たり9試合制。45本を先取したチームが勝ちとなる。各試合は得点の上限があり、どちらかが5本、あるいは5の倍数に達したら終了(第2ピリオドは10本、第3ピリオドは15本...)。9試合を終えて両チームとも45本に達しない場合は得点の多い方が勝ち。同点の場合は1分間の延長戦を行い、先に取った方が勝ち。ただし、あらかじめ抽選でどちらかに優先権を決めておき、どちらにも点が入らなかった場合は優先権のある方が勝者となる

日本の代表選考

 団体出場権を獲得した場合、個人ランキングで日本の上位2人がまず代表に決定。残る1人は、エントリー提出期限までの成績やコンディションを踏まえて日本協会強化本部が判断。

 団体出場権を得られなかった種目では、個人ランキング上位に入るか、アジア・オセアニア地域の最終予選で優勝すれば出場権を獲得。最終予選にはランキングで日本人最上位の選手が出場。

 計8人分の開催国枠が保証されている日本は、強化本部がメダル獲得の可能性が高い種目や個人に配分。

東京五輪までの主な大会

※大会の延期に伴い,変更の可能性があります。

・世界選手権(19年7月15日~23日、ブダペスト)

・高円宮杯ワールドカップ(19年12月13日~15日、千葉・幕張メッセ Bホール)

写真は時事、AFP時事、EPA時事、JOC提供